高血圧

4,000万人を襲う国民病

 心臓が血液を全身へ送り出すとき、血管壁にかかる圧力のことを「血圧」といいます。心臓が収縮して血液が送り出されたときの血圧を「最大血圧(収縮期血圧)」、心臓が血液を取り込むために拡張したときの血圧を「最小血圧(拡張期血圧)」と呼び、これらの数値が基準値を超えて高くなる状態を「高血圧」といいます。
高血圧を放置していると、脳・心臓・腎臓・眼底など全身の血管がしだいに傷み、脳卒中・心筋梗塞・腎不全・眼底出血など怖い病気を招きやすくなります。

自己診断

bp
血圧は家庭でも朝晩2回測るのが大事

 病医院では、最大血圧が140ミリ以上、最小血圧が90ミリ以上になると、高血圧と診断されます。ただし、最大血圧が130ミリ以上、最小血圧が85ミリ以上になると、グレーゾンの「正常高値血圧」と判定され、糖尿病などほかの病気がある場合には、降圧治療の対象となります。
 高血圧の病状を知るには、朝晩2回の家庭血圧の測定が重要とされています。家庭血圧では、最大血圧が135ミリ以上、最小血圧が85ミリ以上になると、高血圧と診断され、降圧治療の対象となります。

対処法

 高血圧の予防や改善には、食塩の摂取を1日6グラム未満に抑える減塩、1日30分以上のウォーキング、青背の魚や野菜を積極的にとる魚菜食、ストレス解消に役立つ深呼吸や笑いが有効とされています。そのほか、血圧が上がりやすい6タイプの「高血圧体質」を、根本から改善する対処法も注目されています。

(わかさ2012年2月号より)

このテーマが掲載されている雑誌

高血圧が薬に頼らず上も下もすんなり下がった!60人の試験でほぼ全員が低下!医師も自分の血圧管理に治療に大活用!1日5分の[ふくらはぎつまみ]

わかさ 2015年2月号 高血圧が薬に頼らず下がった!ふくらはぎつまみ (2014年12月16日発売)