弁護士が教える自分と家族の生前整理ノート
【内容紹介】
病気や事故で、若くて元気な人でも突然命を落とすことがあります。まして中高齢の人は、病気や事故で緊急入院したとき、もしも亡くなったときのことを考えておかなくてはなりません。そのようなとき家族が困らないように、さまざまな情報を書き込んでおくために、いくつもの種類の「エンディングノート」が広く利用されています。しかし、エンディングノートは「人生の終末」のイメージが強く、まだ不要と考えて、家族からすすめられても書こうとしない人が少なくありません。
その点、本書「生前整理ノート」は、生前の整理&死後の手続きに役立つ全く新しいタイプのエンディングノートで、自分に関するさまざまなことを元気なうちに書き込めるようになっています。具体的には、預貯金・株式・保険・不動産・貴金属・借入金などの資産内容、金融機関の口座番号と暗証番号、不動産権利書や遺言書など重要書類の保管場所、サブスク契約、パソコンやスマホのパスワード、延命治療・葬儀・お墓の希望など、あらゆる情報を書き込むことができます。さらに、相続人と相続割合がわかる「書き込み家系図」、思い出の整理に役立つ「日本と世界の書き込みマップ」、認知症や寝たきりになったときに備える「入院・介護時の備え書き込み帳」、これからの人生を悔いなく生き切るための「やり残したこと実践計画」など、従来のエンディングノートにはない新しい内容を盛り込んでいます。
生前整理ノートがあれば、これまでの人生でやり残したことも実行でき、悔いなく生き切ることにつながるでしょう。
【監修者について】
根本達矢
東池袋法律事務所・弁護士(2015年登録、東京弁護士会)。2020年2月より東池袋法律事務所(現職)。学生時代に家族が法的トラブルに巻き込まれたさい、周辺に弁護士がいなかったために弁護士への相談がなされなかったことに問題意識を持ち、弁護士としてその問題に取り組むことを決意。実際に、国の設立した支援機関「法テラス」の常勤弁護士として司法過疎地に赴任し、司法アクセスの改善に取り組んできた。現在は地域に密着し、必ずしも強い立場にない依頼者の相続紛争に対応し、相続に関わる多方面の関連機関と連携して数多くの問題を解決。紛争を解決するだけでなく、紛争を通じて、依頼者が未来に向かって新しい歩みを進めるきっかけを作ることを行動理念としている。主な著書は『身近な人の死後の手続きQ&A大全』(共著・文響社)、『自分と家族の生前の整理と手続きQ&A大全』(共著・文響社)ほか。
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