80歳の壁を超える 骨がみるみる強まる骨粗鬆症の治し方大全
【内容紹介】
高齢化とともに急増し、今や1,300万人が悩む「骨粗鬆症」。
骨粗鬆症になると、背骨の圧迫骨折が連続発生して腰や背中が曲がってしまったり、大腿骨骨折を起こして歩けなくなり寝たきりになったりする人が多く、今、整形外科医の間でも、特に問題視されています。
最近、背中が曲がってきた、身長が縮んだ、腰や背中が痛い・・・こんな人は、骨粗鬆症が心配です。腰をひねったりクシャミをしたりした拍子に、無意識のうちに「いつのまにか骨折」を起こしてしまうかもしれません。
25歳時の身長と比べて身長が4センチ以上低くなった人は、圧迫骨折を起こす危険が2倍。圧迫骨折が怖いのは、寝起きや寝返りのさいに耐えがたい激痛に襲われることだけでなく、連鎖して次々に発生する「ドミノ骨折」に襲われ、わずか数年のうちに背骨がどんどん曲がっていくこと。そして、死亡率が高まり短命化の重大な原因になることも、最近の研究でわかり危険視されています。
「ねこ背」「背中曲がり」「腰曲がり」「圧迫骨折」「大腿骨骨折」など、骨の衰えからくる背骨の衰えや歩行障害に悩む男女に、名医が贈る最高の処方箋をお届けします。
【著者について】
猪瀬弘之
獨協医科大学埼玉医療センター整形外科准教授
日本骨粗鬆症学会評議員
2000年東京医科歯科大学医学部医学科卒業、2010年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了、2010〜2011年米国コロンビア大学医学部博士研究員(遺伝・発生学教室)、2017年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科整形外科学講師、2020年同整形外傷外科治療開発学寄付講座准教授、2023年より現職。
専門は脊椎脊髄外科、骨・軟骨代謝、特に後縦靱帯骨化症、骨粗鬆症性椎体骨折に対する外科的治療。
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医、脊椎脊髄外科専門医、日本骨粗鬆症学会認定医。
日本脊椎脊髄病学会評議員、日本骨代謝学会評議員、日本骨粗鬆症学会評議員、日本脊椎インストゥルメンテーション学会評議員、日本骨・関節感染症学会評議員、米国骨代謝学会、North American Spine Society所属。
日本骨粗鬆症学会研究奨励賞、日本腰痛学会最優秀口演賞など受賞歴多数。
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