心機能 動悸・胸痛・息苦しさ みるみるよくなる! 名医が教える最新1分体操大全

 

2025年11月06日発売  1958円

内容紹介

心不全の推計患者数は120万人、虚血性心疾患は130万人といわれ、今や死亡原因第2位でがんに次いで死亡者数の多い心臓病。心不全に関しては2035年にピークを迎え、病床があふれかえって医療難民が生じると懸念されることから、予防やセルフメディケーションの重要性が訴えられています。

心臓病のほとんどは突然起こるのではなく、長年の生活習慣が原因であることが多いといわれています。実際、心臓の病気は高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病とのかかわりが強く、毎日の食事や運動といった生活習慣を見直すだけでも大きな改善が期待できるのです。

中でも運動は薬と同等の効果があるとされ、心機能を高めるうえで欠かせないものです。心臓病は絶対安静というのは過去の話で、現在では積極的に心臓リハビリテーションに取り組んで、適度に体を動かすほうが健康寿命の延伸につながるといわれています。再入院が非常に多いといわれる心不全でも、心臓リハビリテーションを行えば再入院の割合が約4割も減少、心筋梗塞や狭心症の再発リスクは約3割も減少するのです。

本書では、循環器の専門病院で実際に行われている心臓リハビリテーションのやり方を、自宅で無理なく行える1分体操として専門医が図解でわかりやすく伝授します。さらに、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や弁膜症、心筋症、不整脈、大動脈解離といった心不全と関係の深い病気の詳細な解説のほか、心臓をいたわる食事や生活習慣、血流がよくなる8秒ストレッチ、足のむくみが取れる体操&セルフケアなどについてもくわしく紹介。心機能を高め病気の再発を防ぐためのあらゆるメソッドを網羅した一冊です。

著者について

杉 薫【著】
東邦大学医学部名誉教授。小田原循環器病院病院長。循環器内科、不整脈、心臓電気生理学が専門。東邦大学医学部卒。同大学の医局に勤務後、内科助手を経て、米国に電気生理学研究員として留学。神奈川病院循環器科医長、東邦大学医学部助教授、東京労災病院循環器内科部長、東邦大学医学部教授、東邦大学医療センター大橋病院病院長を歴任後、2016年に小田原循環器病院病院長に就任。東邦大学医学部名誉教授。小田原循環器病院では、心臓・腎臓の疾患の合併症まで含めたトータルケアを行い、地域に根差した医療を展開し、高度な専門技術で患者さんが納得のいく医療の提供に尽力している。日本循環器学会関東甲信越地方会評議員。日本循環器学会認定循環器専門医、日本不整脈心電学会名誉会員・不整脈専門医、日本心臓病学会FJCCなど。
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